耐熱用のねじ部品(SUS310S、ニッケル合金)

耐熱向けの材質としてはステンレスではSUS310Sやニッケル合金がよく選定されます。

ニッケル合金は高温強度が高く、耐食性も優れているので、加熱炉やプラント、航空機や発電所のガスタービンに使用されています。また、ニッケルに加えるものにより、特性が変わる為、いろんな種類の合金が出ております。代表的なものを下記させて頂きましたのでご参照ください。

 

モネル(Ni-Cu系): 耐海水性に優れ、高温特性も良い

インコネル(Ni-Cr-Fe系): 応力腐食割れに強く、原子力機器に使用される。

ハステロイ(Ni-Mo系): 耐酸性が優れており、半導体装置やプラントなど広く使用されています。

 

またタングステンは金属の中では最も融点が高く(3380度)、また硬いことから工具などに使用されています。なにかありましたらご相談ください。

 

強度や耐食性、耐摩耗性の向上など環境や条件に応じた素材や表面処理の選択が可能です。

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